第118回せんだい探偵小説お茶会「不連続殺人事件」読書会のお知らせ!

■ホストから

太平洋戦争が終結し2年が経過した1947年(昭和22年)の夏、N県内有数の財閥・歌川多門邸に様々な客人が招待されていた。

・歌川多門の妹夫婦と娘

・小説家とその妻と弟子

・元歌川家の秘書であった弁護士とその妻

・流行作家に詩人に画家

・フランス文学者と妻の女流作家

・劇作家と妻の女優

歌川邸は、まるで銀座の社交場のような賑わいをみせるが、当主・一馬が実際に招待したのは、小説家夫婦だけであった。

そもそも、歌川家の家族、使用人、客人の間にはただならぬ関係性があり、かように一堂に会することは想像しがたい出来事であった。

では、一体なぜ、その他大勢の客人が歌川邸に招待されたのであろうか。

本作は、『堕落論』『白痴』で知られる文豪・坂口安吾が初めて書いた推理小説で、雑誌掲載時には読者に犯人当ての懸賞金がかけられた。

ちなみに、坂口安吾は本作で、1949年(昭和24年)第2回「探偵作家クラブ賞」(現在の日本推理作家協会賞)長編賞を受賞した。

■日時

12月13日(土)17:00~19:00

※リアルでのご参加の方

お申し込みいただいた方に場所(宮城県仙台市内)をお知らせします。開場は16:50予定です。

※オンラインでのご参加の方

Zoomを予定しています。お申し込みいただいた方にアクセス先をご連絡します。カメラオフOK、中座OKです。16:45からアクセス可能です。

■準備する物

課題本(当日までに読んでおいてください)

「不連続殺人事件」坂口安吾著(創元推理文庫ほか)

お好みのお飲み物、おやつ

リアル会場は参加費500円

■お申し込み

氏名・連絡先、リアルとオンラインどちらにご参加されるかを明記の上、sendai.mystery@gmail.comまでご連絡ください。

メールの件名に『不連続殺人事件読書会参加申し込み』とご記載ください。

参加申し込みいただきました方へは、主催者側から受付完了のメールをお送りします。

■申し込み期間

リアル、オンラインとも12月11日(木)まで 。リアル・オンライン合わせて定員15名です。

いずれも先着順、定員に達しました場合は、その時点で締め切りとなります。

読書会は19:00でいったん終了しますが、その後はリアル(居酒屋)とオンラインで19:30より懇親会も予定しております。

状況によっては別々に行われる場合もあります。

ご都合のつく方、話し足りない方はぜひご参加ください。

また、当日は参加できないけれどココロは読書会、課題書の感想を伝えたいという方も歓迎です!

本お茶会メールにお送りいただければ、当日ご参加の皆様にご紹介します。

皆様のご参加をお待ちしております。

全国翻訳ミステリー読書会

海外のミステリー小説専門の読書会です。 開催地は北海道から九州まで全国に広がっていて、多くの参加者にお楽しみいただいています。 参加資格は課題書を読み終えていることだけ。ぜひお近くの読書会にご参加ください。 また、読者が選ぶ翻訳ミステリー大賞、略して『どくミス!』を年に一回(4~5月)開催しています。 こちらも併せてお楽しみください。

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