「あなたの推しミス教えてください」まとめ(その3)
「あなたの推しミス教えてください」の第3弾です。投票開始まであと2週間を切りました。そろそろ投票作品を絞っておられる方もいらっしゃるでしょうか。まだもうちょっと時間がありますから、ギリギリまで読んで投票したいという方は、こちらを参考に本を選んでみてください。
ウィリアム・ケント・クルーガー「ありふれた祈り」神は容赦なく大切な人たちを奪う。そういう状況に立たされてなお、信仰を保てるのか。勿論アメリカ人にも保てない人が多い訳です。しかしある種の奇蹟が起これば…。何と言っても、タイトルの意味が分かる箇所の描写が味わい深い。 #読者賞推しミス— すとくら (@storm_sakura) 2016, 2月 9
『家政婦は名探偵』エミリー・ブライトウェル/田辺千幸(創元推理文庫)舞台はヴィクトリア朝のロンドン。ご主人さまの警部補のため、使用人一同、事件解決に協力。ご主人さまには内緒だけど(ここ大事)。ほんわか系ミステリですが、しっかり殺人あり〼。 #読者賞推しミス
— emitaku (@emitaku2) February 10, 2016
アーナルデュル・インドリダソン『声』(柳沢由実子訳 東京創元社)、このシリーズはなんていうかね、家族(それも歪な)というものがテーマになっててとても好きなんだけど、俺ってどうも家族の欠落とか、そんなのが好物なんだなーと改めて思いました。次作も期待。 #読者賞推しミス— 雑食 (@zasshoku) 2016, 2月 11
パオロ・バチガルピ『神の水』(中原尚哉訳、新ハヤカワSFシリーズ)
— 西野智紀 (@TmkNshn13188) February 13, 2016
水資源の不足により、アメリカ西海岸の各州が軍事的に対立した近未来を描くSF……なのだが、その実は暴力生々しいノワールサスペンス。ミステリ的な趣向もありオススメ。 #読者賞推しミス
ヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』(猪股和夫訳、ハヤカワ・ミステリ)
— 西野智紀 (@TmkNshn13188) February 13, 2016
刑事の父と新聞記者の娘がコンビを組んで過去の誘拐殺人事件を再捜査するノルウェーの警察小説。堅牢なプロットが妙で、外連は少ないけど、この渋さがたまらなく好き。 #読者賞推しミス
バチガルピ『神の水』はSFですが、もちろんSFも投票の対象ですので、SF作品への推薦もお待ちしています。推しミスは、ツイッターでハッシュタグ(#読者賞推しミス)をつけて、お気軽に投稿してください。よろしくお願いします!
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