【第6回読者賞】投票コメント紹介(3)

投票コメント紹介も今回が最後となります。今回は、第5位から第1位までの作品にいただいたコメントを紹介させていただきます。紹介に際しては、
  • メール、Twitter双方のコメントをまとめた形で紹介いたします。
  • 基本的に「書かれたまま」の形で紹介いたしますが、改行や読点など、若干の修正を加えたものもございます。
  • Twitterにおきましては、投票ツイートのリプライとしてつけられたコメントも可能な限り拾って紹介させていただいてます。
以上の点をご了承ください。また、投票者のお名前は公開いたしませんが、紹介しないでほしいというものがありましたら、ご一報いただけると幸いです。



ではまず、第5位からです。

嘘の木(フランシス・ハーディング/児玉敦子訳 東京創元社)
  • YA向けのファンタジー?と思って読み始めたのですが、堪能しました。
  • 全編を覆う静けさが好みの作品です。邦題も素晴らしい。
  • さんざん迷って、一冊目はこちらになりました。
  • ミステリとしてもYAとしても素晴らしい作品でした。
  • 不思議な形で描かれた手記と、隠された謎。友情と空への憧れ。どのシーンも真に迫り、生き生きとして、とても楽しめました。
  • 二人の若い女性の姿と会話が素晴らしすぎる青春。なぜにこれほど瑞々しく輝くのか。
  • 主人公の少女2人の凛々しさに胸打たれました。
  • マギーも好きですが、私立探偵エルヴィス・コール シリーズも読んでみたいと思いました。以前の物は手に入らなとのことなので復刊と未訳のお話しもあるそうなので翻訳してください。
  • マギーに再会できると喜んで購入。マギーが出てくるたびに、言葉にならない感情が身の内からあふれ出てきます。そしてマギーもさりながら、ファンキーで魅力的な探偵が出てきて驚きました。これがあのエルヴィス・コールなんですね! シリーズを古本で買いあさりました。私も思春期の頃に読んでいたら、初恋の、理想の男性になったろうなあ! マギーの続きと、未翻訳のエルヴィス・コールをぜひぜひ出してくださいませ。
  • 祝コール&パイクのコンビ復活! ふたりのやりとり(パイクはあんまりしゃべんないけど)を読んでいるだけで胸が熱くなります。そこへ、あのマギーちゃんとスコットがからんできて、もう、クレイス節炸裂。これをきっかけに、未訳作品の翻訳が進みますように。
  • 普段翻訳ミステリーを読まない人にも安心して進められる作品です。願わくばエルヴィス・コールシリーズの復刊と未訳のものの翻訳が進みますように。
  • 私はパイクが好きです。未訳のパイクが出てくる作品があるとお聞きしました。何と驚くではないでしょうか。至急出版を望みます。
  • スコット&マギーのコンビ以上にコール&パイクのコンビに萌えた。復刊と、新たなシリーズを期待したいな。
  • ハラハラどきどきであっと言う間に読みました。
  • 香港の人が書いたミステリーは初めて読みましたが、ともかく面白かったです。
  • この作品で華文ミステリーを知り新たな扉が開けた心持ちです。人間ドラマと最後のトリックでとどめをさされました!次回作に期待が高まるばかりです。
  • 読書中の興奮度ハンパない! 無我夢中になって没頭しました!
  • 素晴らしいミステリでした。香港の歴史の重みを感じます。
  • 私は香港の歴史や情勢をほとんど知らないのですが、それでもまったく問題なく楽しむことができました。一章が中編か薄めの単行本くらいのずっしりとした内容と充実感をもつ長編小説だけれど、読み始めると不思議なほど、どんどん読めてしまう。これは、各章が本格ミステリとして秀逸な作品であるとともに、全体としても大きな仕掛けをもっている原作のすばらしさはもちろんなのですが、それをこれほど読みやすく、理解しやすく、ミステリの結構と魅力的な人物たちを違和感なく伝えられる作品に仕上げた翻訳者の非常に高い作品理解力と日本語表現力によるものではないかと思いました。こういう翻訳が可能なのであれば、もっと華文や韓流の作品も読んでみたいと思います。
  • 第6章を読み終わった後、そのまま第1章の再読入りました。香港の空気を濃縮した素晴らしい作品です。
  • 遡って行く構成は、最後まで読んだときに納得。
  • 本格ミステリ短編を連ねることで一人の刑事の「人生」を描ききった傑作。翻訳ミステリー大賞では残念ながら最終候補に残っていないので、ぜひ読者賞のほうで評価されてほしい!
  • この作品を10年追いかけてるくらいの勢いで大好きです。
  • 香港&謎解きがよかった。
  • これを読んで「華文ミステリーいいな…!」と他も色々読んで、ミステリー以外のアジア圏文学にも手を出しました。たくさんの新しい出会いをくれた本に一票。
  • ともかく面白かった。一度目は、先が知りたくて、どんどん読んだけれども、二度目はじっくりと。結末がわかっていても、もう一度楽しめるミステリーっていいね。
  • “無私と正義の心で戦う”警官に惚れました。
  • 読んで打ちのめされ,誰かと語り合いたくなった小説も久し振りでした。って読了後数カ月にして誰とも語り合えてないが…往年の港片の名作を観るが如し佳品。
  • 本当に心踊る一冊だったので。

全国翻訳ミステリー読書会

海外のミステリー小説専門の読書会です。 開催地は北海道から九州まで全国に広がっていて、多くの参加者にお楽しみいただいています。 参加資格は課題書を読み終えていることだけ。ぜひお近くの読書会にご参加ください。 また、読者が選ぶ翻訳ミステリー大賞、略して『どくミス!』を年に一回(4~5月)開催しています。 こちらも併せてお楽しみください。

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