第2回京都ノンジャンル翻訳読書会のご案内

※現状に鑑み、残念ですが今回の読書会は延期いたします。延期後の日程は未定です。(4月2日追記)

 みなさま こんにちは。

 コロナウィルス感染の話題が相変わらず世間を賑わしていて、中止になるイベントが相次いでいますが、春には収束するだろうとの(甘いかなという)予想のもと、ともすれば沈んでしまいそうな気分を振り払いたいとの思いから、1月に開催された「はじめての海外文学スペシャルin 大阪」で芹澤恵先生が紹介された『iレイチェル』を課題書に第2回京都ノンジャンル読書会を開催いたします。

[amazonjs asin="4094064761" locale="JP" tmpl="Small" title="iレイチェル: The After Wife (小学館文庫)"]

『iレイチェル』は、一言で言えば、「AIと人間の、美しくてせつない愛の物語」(帯より引用)ですが、SFともいえず、単なるヒューマン・ドラマでもなく、ある意味ミステリーの気配も漂わせていて、ご紹介の際に芹澤先生もおっしゃっていましたが、まさにジャンルにとらわれず、いろんな要素を持った作品です。

 科学者のレイチェルは超優秀な頭脳の持ち主で、同僚のルークとともにあるアンドロイドを開発中だった。研究で多忙な毎日が続くなかでも、夫のエイダンと娘のクロエのことも大切にして幸せな日々を送っていたレイチェルだが、ある日、帰宅を急ぐ途中、事故を起こして帰らぬ人となってしまう。最愛の妻を失って悲嘆にくれ、希望が全く見いだせないでいるエイダン。そんなさなかに、妻からの遺言だといってルークが届けたのは、なんと妻そっくりのアンドロイド、iレイチェルだった。開発中の実験のため、誰にも知られてはいけないという秘密をかかえ、悲しみとストレスでいっぱいのエイダンとクロエ。アンドロイドとどう接していけばいいかと悩む日々が続くのだが……

「日々のストレスが昂じて皺くちゃになった心に、ささっとアイロンをかけてくれるような作品」です。みなさんにもそんなふうに感じていただけたら嬉しいです。そしてみんなで楽しく語り合いましょう。

 今回、芹澤先生をゲストにお迎えしています。この機会に、感想も疑問(もしあったら)も、先生と分かち合いましょう。

 ご参加お待ちしております。

【第2回京都ノンジャンル翻訳読書会】



日 時:2020年4月11日(土曜日) 14:30〜16:30(14時から受付)



場 所:京都市内のカフェ・ギャラリー

   (詳細はご参加の方に別途ご案内を差し上げます)



課題書『iレイチェル』

    キャス・ハンター著/芹澤恵訳(小学館文庫)



参加費:1,000円(1ドリンク代込み)



定 員:15名(世話人含む)



申し込み方法

◎ 専用アカウント(kyoto.nongenre@gmail.com)までメールでお申し込みください。

◎ 件名は「京都ノンジャンル読書会」とし、メール本文にお名前とご連絡先電話番号をご記入ください。

◎ 終了後、会場近くでの懇親会を予定しております(会費別途)。こちらへの参加もご希望の方は、その旨、お書き添えください。

◎ 先着順で受付し、定員に達し次第、締切ります。ご了承ください。



※ お申し込み後、順次受付確認メールを送りますので、@gmail.comからのメールを受信可能に設定お願いいたします。

※ お申し込み後、数日過ぎても受付確認メールが届かない場合は、お手数ですが、再度メールにてご連絡をお願いいたします。

京都ノンジャンル翻訳読書会世話人:小谷祐子(ツイッターアカウント @y_xiao

全国翻訳ミステリー読書会

海外のミステリー小説専門の読書会です。 開催地は北海道から九州まで全国に広がっていて、多くの参加者にお楽しみいただいています。 参加資格は課題書を読み終えていることだけ。ぜひお近くの読書会にご参加ください。 また、読者が選ぶ翻訳ミステリー大賞、略して『どくミス!』を年に一回(4~5月)開催しています。 こちらも併せてお楽しみください。

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