第八回西東京読書会のお知らせ

おかげさまで満席となりましたので募集を締め切ります。 キャンセル待ちを希望される方は nishitokyo.dokusho@gmail.com までご連絡ください。(2月15日追記)

先日東京でも雪が降りましたが、つぎの読書会のころはそろそろ桜の開花予報が発表されているでしょうか。

毎年恒例、翻訳ミステリー大賞最終候補作から課題書を選びました。

ほかの読書会ではまだ取り上げられていない(はずの)『もう年はとれない』です。

八十七歳の元刑事がときにぼやきながらも事件解決に向けて孫ともども活躍する痛快ハードボイルド。

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いやあ、このご老人、バック・シャッツがかっこいいんです!

皮肉まじりのセリフや後ろ向きのセリフがどかどか出てくるんですが、嫌味たらしさや悲壮感がなく、じつに小気味いい。

ナチの金塊探しに引っぱりこまれる冒頭から、ひとつ引用させていただきますと——

「なにもするつもりはない。なにもしない選択肢があるなら、つねにそれを選ぶべきだ」

いかがですか。

いや、こっちのセリフのほうがもっといいよとか、これがいちばんだねとか、わいわい語り合いたいと思います。

「バック・シャッツ名言集」なるものを選出しても楽しいかも……などと今から当日を心待ちにしております。

読書会初心者の方も、翻訳ミステリーにあまりなじみのない方も、どなたさまも大歓迎です。

どうぞお気軽にご参加ください。



詳細

日時:3月8日(日)14:45〜16:45(受付14:30〜)

場所:三鷹の某会議室

*ご参加の皆様には詳しい場所をお知らせします。

課題図書:『もう年はとれない』 ダニエル・フリードマン著/野口百合子訳(創元推理文庫)

*各自ご用意の上、当日までにお読みください

定員:20名(幹事を含む)

参加費:500円(飲み物、お菓子付き)

*当日、受付でお支払ください

終了後は場所を移して懇親会を行ないます(会費別途)。

こちらへの参加もお待ちしています。


西東京翻訳ミステリー読書会幹事 森嶋マリ 松井里弥(ツイッターアカウント@nkmi) 小林さゆり(ツイッターアカウント @pino_pipi_candy)  

後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート

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全国翻訳ミステリー読書会

海外のミステリー小説専門の読書会です。 開催地は北海道から九州まで全国に広がっていて、多くの参加者にお楽しみいただいています。 参加資格は課題書を読み終えていることだけ。ぜひお近くの読書会にご参加ください。 また、読者が選ぶ翻訳ミステリー大賞、略して『どくミス!』を年に一回(4~5月)開催しています。 こちらも併せてお楽しみください。

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