【終了】第34回名古屋読書会 『終着点』告知(2024/11/2)とお手伝い募集
山々の木々が味噌のように赤く染まり、吹く風はひつまぶしの出汁のように澄んでくる、それが秋。こんなときには思いがけない具が入っていたり、柔らかいと思って噛むと芯があったりする、味噌煮込みうどんのように意外性に満ちたミステリを読みたいものです。というわけで、さあ、翻訳ミステリー名古屋読書会、秋の陣が始まりますよ。開催日は11月2日、課題図書は東京創元社のイケボ編集者Kさんがこの夏イチオシと自信を持ってお届けするこの作品だ!
エヴァ・ドーラン著 玉木亨訳『終着点』(創元推理文庫)
ここはロンドンの集合住宅の一室。女性がひとり。死体がひとつ。見知らぬ男に襲われ、身を守ろうとして殺してしまったと女性は語る。死体は名も明かされぬまま、古びたエレベーターシャフトに隠された……謎に満ちた事件が冒頭で描かれたのち、過去へ遡(さかのぼ)る章と未来へ進む章が交互し、物語はその「始まり」と「終わり」に向けて疾走する! 英国ミステリ界の俊英が放つ衝撃的傑作。(東京創元社公式サイトより)
この世にはネタバレなしにはどうしても語れない作品というものがありまして。この夏の翻訳ミステリの中でその最たるものがエヴァ・ドーラン『終着点』でしょう。襲ってきた男を殺してしまったという女性と、その死体処理に協力した女性──と書くと犯罪を隠そうとする犯人視点のサスペンスのようですが、いや、それはそうなんですが、えっと、そこからがね? しかもそこから過去に遡る章と未来に向かう章が交互に展開するって、どういうこと? うーん、だからこれネタバレなしでは語れないんだってば! ──というわけでネタバレありで存分に語り合いましょうぞ。
ゲストの参加も交渉中、参加受付開始は9月29日(日)の午前9時から。
と、その前に。
進行をお手伝いいただける方を事前に募集します。
読書会の前半は3チームに分かれてのディスカッションを行うにあたり、各チームでの司会および板書係を、参加者募集に先駆けて募ります。手を挙げてくださった方は、参加者募集開始前に参加枠をフライングゲットできるぞ!
司会または板書係をやってもいいよ、という方は、以下のメールアドレス宛に、またはSNSで世話人の誰かとつながっている方はそちらで直接でもいいのでぜひご連絡ください。
その上で、本番の要項です。
【第34回翻訳ミステリー名古屋読書会『終着点』】
日時:2024/11/2 14:00
場所:名古屋駅近くの会議室(参加者に別途ご案内)
課題書:エヴァ・ドーラン著 玉木亨訳『終着点』(創元推理文庫)
定員:30名(スタッフ含む)受付状況によって変更あり
参加費:大人1000円・未成年500円
(領収書が必要な方は受付でお申し出下さい)
#読書会終了後に近くで懇親会を予定しております。
【申込方法】
※9月29日(日)AM9:00より受付開始
名古屋読書会専用アカウント nagomys@gmail.com にメールでお申し込み下さい。件名に【読書会11/2】、メール本文にお名前とご連絡先電話番号、懇親会の参加・不参加を必ずお書き下さい。
◎課題作品は各自ご用意の上、当日までにお読み下さい。
◎ご不明な点は上記の nagomys@gmail.com までお問い合わせ下さい。
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