【終了】【対面開催】第12回大阪翻訳ミステリー読書会のご案内
「お母ちゃんは2年前にお風呂行ったきり帰ってこうへんし、お父ちゃんは今日も淀に行ってもうたし、うちは日本一不幸な少女や……」
「あんたが日本一不幸な少女なら、あたしは世界一不幸な少女だよ」
「あんた誰? そんな黄色い髪にリボンつけて、不良やろ。うち、不良とは遊ばへんねん」
「不良なんかじゃない、あたしは無法者のダッチェス・デイ・ラドリー」
「あんたのお父ちゃんとお母ちゃんはなにしてんの?」
「父親はどこの誰だかわからない。母親は酔っ払っているか、男に殴られているか。弟のロビンはいつも腹を空かせている」
「ロビンのホットドッグ、素ちゃう? ケチャップつけんかったら味ないで」
ロビン「ソースなんて要らないよ。なくたっておいしいもん」
「素うどんもおいしいもんな。でもホットドッグだけやったら足らんやろ。うち、あんたらに豚まんおごったるわ」
三人「豚まんのあるとき~!!」
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もはや説明は不要でしょう。2022年のミステリーランキングを総ナメした話題作、『われら闇より天を見る』を課題書として、大阪翻訳ミステリー読書会を開催いたします。
無法者の少女ダッチェス、ダッチェスの母親であり、かつて妹を死なせてしまった過去に苛まれているスター、スターの幼なじみで現在は警察署長となったウォークを軸とし、三十年前の事件から現在に繋がる謎が錯綜するミステリーです。
いつものように、オススメ本を紹介する時間も設けたいと考えています。
上記のとおり、『われら闇より天を見る』は、2022年の「ミステリが読みたい!」「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」で1位を獲得した三冠作品です。
そこで今回のオススメ本のテーマは、〈私が選ぶ1位オブ1位〉として、この3つのランキングで1位に輝いた作品のなかから、これが私のお気に入りというものを教えてください(もちろん三冠作品ではなく、どれかで1位を獲得した作品で結構です)。
※強制ではありません。
開催日:2023年3月4日(土)
時 間:15:00〜17:00頃(開場14:30)
課題書:クリス・ウィタカー『われら闇より天を見る』(鈴木恵訳/早川書房)
場 所:各鉄道会社の大阪駅、梅田駅等から5~15分以内のところ。
(詳細は参加受付メールにてお知らせいたします)
※会場は食事禁止となっておりますので、ご注意ください。(飲み物は可)
参加費:500円(当日受付でお支払いください)
定 員:13名(世話人は除く)※定員27名の部屋を使用します
受付開始:2023年2月3日(金)20時~
(受付開始日より前に届いたメールは受付できませんので、ご了承ください)
osakamystery@gmail.com までメールにてお申し込みください。
件名を「3/4読書会参加希望」で、本文を下記フォーマットでお願いします。
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1.お名前:
2.ツイッターID(任意):
3.緊急連絡用の電話番号:
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※課題書は各自でご用意いただき、読了のうえ、ご参加ください。
※ハンドル名等での参加はご遠慮いただいております。ご本名、もしくは著訳者名でお申込みください。
※定員になり次第締め切り、その後はキャンセル待ちといたしますのでご了承ください。
※申し込みメール受信後48時間以内に受付メールをお送りします。送信後48時間以上経過しても受付メールが届かない場合、メールの受信設定を確認のうえ、再度、専用アドレスまでご連絡ください。
また、新型コロナ感染拡大防止にご協力をお願いします。
お申し込み前に下記の注意点をご確認ください。
・発熱、咳、のどの痛み等の症状があるかたは、出席をご遠慮ください。
・マスクを着用してください(不織布マスク推奨)。
・来場直前に館内で手洗い、手指の消毒をお願いします。
・諸事情により当日中止になる場合があります。
※以上の注意事項を守ってくださらないかたには、ご退出いただきます。
みなさまのご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
大阪翻訳ミステリー読書会世話人:信藤玲子(Twitter @RNobuto)・上野真由
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