【終了】それ異常でもそれ以下でもない〜第30回名古屋読書会(オンライン)のご案内

 2009年にL・T・フォークス『ピザマンの事件簿 デリバリーは命がけ』(ヴィレッジブックス)で産声を上げた翻訳ミステリ名古屋読書会。丸13年が経ち、スピンオフなどを除いた本会だけで第30回を数えるまでになりました。アメリカ人はなぜウッドデッキが好きなのかで盛り上がった第1回の頃には、まさかヴィレッジブックスがなくなるなんて予想だにせず……。時の流れは無情です。

 けれど翻訳ミステリ大好きっ子たちは負けないよ! 過去を懐かしみながらも、日々刊行される新刊に喜びの声を挙げ、年末ランキングを見ては「これか!」「これか?」と盛り上がる。ということで今回は、三大年末ランキング(このミス・早ミス・文春)のすべてで20位内に入ったノンシリーズ作品の中から、他の地方読書会で取り上げてないものを選んでアンケートを行いました。

 デッドヒートにもホドがある! アンケートでここまで競り合ったのは初めてだよ。パーセンテージだとわかりにくいかもだけど、1位と2位の差も、2位と3位の差も、1〜2票差ってとこだからね? 箱根駅伝だってここまでは競らないぞ。

 ということで第30回記念読書会の課題図書は、フランス文学最高峰のゴングール賞受賞作、エルヴィル・ル・テリエ『異常(アノマリー)』(早川書房)です。


 殺し屋、弁護士、作家、すれ違う夫婦、カエル好きの少女……一見無関係なさまざまな人々の共通点とは? それがわかったとき、物語は急旋回! これはミステリか? SFか? 文学か? 驚きと笑いと苦悩と涙の群像劇。自分ならどうするか、ぜひ語り合いましょう。

 今回も例によって前半はチーム討論、後半は各チームリーダーによる発表と質疑応答ってな段取りで行います。初めての人も大歓迎、リモートなので遠方の人も無問題、ガチのミステリ談義からしょーもない瑣末のツッコミまで何でもありのフリーダムな名古屋読書会、さあ今から参加受付開始だ!

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開催日  2023年2月25日(土)

時 間  15時〜17時

課題書  エルヴィル・ル・テリエ『異常(アノマリー)』(早川書房)

実施形式 zoomミーティング

     ・顔出しでの参加を必須とします

     ・zoomは最新のバージョンであることをご確認ください

     ・前半はブレイクアウトルームを使ってのチーム討論

     ・後半はチームリーダーによる各チーム討論の発表と質疑応答

参加費  無料

定 員  27名〜36名

懇親会  同日21時よりzoomにて懇親会を開催します。出入り自由。

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参加方法 nagomys@gmail.com にメールでお申し込み下さい。

     件名は【読書会2/25】

     メール本文にお名前(本名フルネームまたは著訳書のペンネーム)

     と緊急時のご連絡先電話番号をお書き下さい。

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