全国翻訳ミステリー読書会YouTubeライブ第9弾『長い別れ』トークイベントのご案内

 こんにちは、名古屋読書会の加藤です。

 楽しかったGWも終わり、長い連休に別れを告げて少し死んだ皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 全国翻訳ミステリー読書会YouTubeライブ第9弾のお知らせです。

 今回は昨年9月のエリー・グリフィス『見知らぬ人』に続き、課題本を語り尽くす読書会企画。

 ハードボイルド派の巨匠レイモンド・チャンドラーの長編第6作にして代表作、日本では『長いお別れ』や『ロング・グッドバイ』のタイトルで親しまれてきたあの名作を、田口俊樹先生が新たに訳されたというんだから、もう大変です。

[amazonjs asin="4488131077" locale="JP" title="長い別れ (創元推理文庫 Mチ 1-7)"]

 ここまで読んであまりピンと来てない若い読者の方々には、この作品がいかに愛されてきたか、過去のミステリ誌のオールタイムベスト企画の順位をご覧ください。

1981 年 文藝春秋「東西ミステリーベスト100」第3 位

1991 年 ミステリマガジン「海外ミステリベスト100」第4 位

1999 年 EQ「翻訳ミステリーオールタイム・ベスト100」第7 位

2006 年 ミステリマガジン「オールタイム・ベスト」第1 位

2012 年 文藝春秋「東西ミステリーベスト100」第6 位

 この名作の人気を支え続けた清水俊二訳、セカイの村上春樹による第二訳に続いて、ついに我らが田口俊樹訳が登場したわけです。

 これを記念して、全国翻訳ミステリー読書会では、ゲストに訳者の田口俊樹先生と、編集担当者の井垣真理さん(東京創元社)をお迎えして、オンライン読書会を企画しました!

 日時は田口先生のお誕生日でもある6月12日(日)、ギムレットには早すぎる15時スタート。

 ハッキリ言って、田口新訳スゴイです。ヤバいです。ぜひ本書を読了のうえ、ご視聴ください。まあ、別にネタバレされて困るような作品ではないんですけどね。

内容はこんな感じを予定しています。

〇『長い別れ』が読み継がれる魅力とは

〇新訳のいきさつ、翻訳ウラ話

〇数々の名フレーズに翻訳界の重鎮はこう挑んだ

〇そもそもハードボイルドってなんなのよ

〇若い世代はどう読んだ?

などなど。ご期待ください!


日時:6月12日(日)15:00~16:30ごろ(最大延長17:00まで)

形式:YouTubeライブ(アーカイブ視聴可)

   ※どなたでも無料で視聴できます。

   視聴用URLは https://youtu.be/sXOQ4o4w4sw

出演予定者

田口俊樹(翻訳者)

井垣真理(東京創元社・担当編集者)

小林さゆり(西東京読書会)

信藤玲子(大阪読書会)

廣瀬麻微(南東京読書会)

村山悠太(西東京読書会・読者代表)

加藤 篁(名古屋読書会・司会)


 

こちらも併せてお読みください。

訳者自身による新刊紹介 【新訳版】レイモンド・チャンドラー『長い別れ』

また、過去の全国翻訳ミステリー読書会YouTubeライブはこちらで視聴いただけます。

[amazonjs asin="448817003X" locale="JP" title="見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)"][amazonjs asin="4150704511" locale="JP" title="長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 7-1)"][amazonjs asin="4150704619" locale="JP" title="ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)"][amazonjs asin="4167217139" locale="JP" title="東西ミステリーベスト100 (文春文庫)"][amazonjs asin="B00A3URWBM" locale="JP" title="週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 2013年 1/4号 雑誌"]

0コメント

  • 1000 / 1000