第7回千葉読書会レポート・後篇(執筆者・unyue&高山真由美)
第7回千葉読書会レポート・後篇「ボーモントは大人にとってのブラッドベリだよ!」
(前篇はこちら)
つづきです。
バトルの行く末も気になるところではありますが、まずはグループ2からの現場報告を。ご参加者のおひとり、ユイーさまよりお寄せいただきました。
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はい、じつはQ&Aはまだまだつづくのですが、このくらいで許してください(笑)
ボーモントチーム、語りたいことが溢れていまして、気がついたら時間だ! バトルの準備なんてぜんぜんできなかったよ!(……え。)
そんなこんなで、ふたを開けてみれば、あれだけ「無理、ムリー!!」とかいっていたグループ1からの怒濤のコリア推しに、一同「ほおお」と聞き惚れてしまったのでした。なにせ演者が「エスキモーに冷蔵庫を売る男」「予期せぬ余興…」じゃなかった「無数の引出しを持つ男」「千葉読書会の切り札」などなど、ご本業(?)の古書業界以外でも数々の異名をほしいままにするあのお方でしたからね、ズルイです。
最後に井上さんが(グループ1なのに)悠然とボーモントのフォローをしてくださったのも、とても胸にこたえました……。
その後、グループ討論にそれぞれ参加してくださったゲストのお二方に加え、べつのご用を済ませて討論が終わったころに駆けつけてくださった扶桑社のYさんをお迎えして、〈予期せぬ結末〉シリーズの企画にまつわるお話や編纂時の逸話などをうかがいました。
「この企画の根っこには、映像を含む海外のカルチャーを丸ごと受け入れていた時代への郷愁がある」「入手困難の古い短篇を集めるために、図書館に通いまくってコピーした」とのお話がとても印象的でした。
さて、今回も楽しい会になりましたのは、ゲストのみなさま、お忙しいなかさまざまなかたちでご協力くださっているみなさま、そしてもちろんご参加のみなさまのおかげです。改めて御礼申しあげます。
次回、第8回は7月5日(土)を予定しています。
課題については、「チャンドラーのドラマ化の波に乗ってうちもハードボイルドいきますか」「でもさ、チャンドラーもいいけどハメットもね」なんて話も出ています。が、未定です、まだ変わるかもしれません。日にちは決定ですが、課題書については続報をお待ちくださいませ。
それではみなさま、またお会いしましょう。
ユイー
生まれながらのホンヤクモンスキー=翻訳もん好き。
翻訳ものを愛する人の総称を勝手にホンヤクモンスキーと名付け、その名の下、翻訳ものの
普及に貢献すべく地味に活動している市井の読書好きです。Twitterアカウントは @unyue 。
FacebookやG+でも同じ名前、同じ顔で出ています。
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