「グッときた◯◯」その5<その他>編
全国の翻訳ミステリーファンの皆さま、こんにちは。
「どくミス!2025」(旧・翻訳ミステリー読者賞)へのご投票ありがとうございました。
結果発表はいよいよ明日!
2025年5月24日(土)21時よりおこないます。
ビールやワイン、ジュースなどを片手に是非ご視聴ください。
YouTubeチャット欄に書き込み大歓迎! ※要ログイン
年に一度の翻訳ミステリー読者の祭典、一緒に盛り上がりましょう!
さて、「どくミス!2025」の募集時にお寄せいただいた「グッときた◯◯」をカテゴリー別に4回に分けて発表してきましたが、今回がいよいよ最後――
<その他>編。
「グッときた◯◯」の◯◯は何でもOKと確かに言いましたが……
なんやねん「グッときた運河」てw
では、一挙にどうぞ。
編集注:一部、ネタバレ等の配慮のため、文章を割愛等させていただく場合があります。
グッときた〇〇
・ 「グッときた設定」としては『化学の授業をはじめます。』の化学研究者が主人公の話です。ミステリというわけではないので記載していいのか不安ですが、翻訳物としてこの枠でで紹介させていただきます。理系出身としては理系ワードや研究室が出てくるところにグッときました!!
・ 「グッときた授業」『化学の授業をはじめます。』この作品で投票したかったのですが、やはり広義におけるミステリでもちょっと違うかも?と思ったので、こちらにて。読者というより、もはや視聴者のひとりになったように感じました。彼女の授業を受けることができて、幸運でした。
・グッときた運河『両京十五日』
・『両京十五日』漢文をもっと勉強したく思いました。
・『魂に秩序を』は「グッときたフォーマット」でした。この内容、このページ数を文庫で出版した決断にぐっときました。ありがとうございます!
・ 新潮文庫の〈海外名作発掘〉シリーズにいつも心を掴まれています!
・グッときたスティーヴン・キング!作品は勿論『死者は嘘をつかない』『ビリー・サマーズ』
・『喪服の似合う少女』グッときたハードボイルド 私にとっては久しぶりの古典的で正統派の私立探偵小説。全体の静謐なトーン、不幸を身に纏うような運命の人物が良かった。
・『炒飯狙撃手』「炒飯の名手にして一流のスナイパー」ってここ笑うところ?と思ったがなかなかどうして面白かった。
・『ボタニストの殺人』でポーがクラッシュのTシャツを持っていたこと。
・グッときた裏表紙あらすじ『サリー・ダイヤモンドの数奇な人生』「ある日父が病気で亡くなり、言いつけどおりに家の裏の焼却炉で遺体を焼いたところ、警察が駆けつけ大騒ぎになってしまう(何かまずかったようだ)。」 この「(何かまずかったようだ)」にグッときました! 内容も、能田優さんの翻訳も素晴らしく一気読みでした。
・グッときた訳者 『キングの身代金』の堂場瞬一さん。翻訳ミステリの読み巧者にして警察シリーズ小説の第一人者の訳で87分署が読めるなんて!
・『町の悪魔を捕まえろ』元恋人の叔父さんが主人公の正体に薄々気がついていながら、ずっと何も言わず変わらず接していたこと。主人公に正体を明かされ、ショックを受けていた元恋人と比べてしまうけれどなんとかっこいい。
・グッときたトリック『ウナギの罠』父方の祖父が小型のかご状の仕掛けでうなぎを獲っていたのですが、スウェーデンの罠は日本のものとは違ってずいぶんと大がかりなのだなと驚きました。まさに、『ウナギの罠』がポイントでしたね…!
・『終着点』モリーのエラへの気持ちにグッときました。
全5回「グッときた◯◯」いかがでしたでしょうか。
翻訳ミステリー読者の皆さんの愛とユーモアをヒシヒシと感じる素晴らしいコメントの数々。スタッフ一同も楽しませていただきました。
本当に沢山の投票をありがとうございました。
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