第113回せんだい探偵小説お茶会「さよならの手口」読書会のお知らせ!
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お待たせしました
七月の探偵小説お茶会、課題書には、若竹七海の私立探偵・葉村晶シリーズより『さよならの手口』(文春文庫刊)をとりあげます
葉村晶は、フリーターとして特殊清掃員やルポライターを経て、探偵事務所に所属。その事務所閉鎖後は、ミステリ専門書店バイトの傍ら、調査稼業にもかり出される日々。
クールでドライ、諧謔味ある性格ながら、妙にお人好し、そしてなにより「運が悪い」
シリーズ四作目・第二長編となる今回は、遺品整理ででた古書買い取りに赴いた先で、白骨死体を発見という騒動から開幕。
その際の負傷(運が悪いので)で入院中に出会った老婆から二十年前に行方不明となった娘の捜索依頼を受けることになるが・・・・・・
昨年、お茶会課題書ともなったP・D・ジェイムズの『女には向かない職業』のコーデリア・グレイ、更に80年代より長く書き継がれたサラ・パレツキーの V・I・ウォーショースキー 、スー・グラフトンのキンジー・ミルホーンといった女私立探偵の系譜につらなるシリーズですが
ロス・マクドナルド的テーマを、現代日本の風景のなかでそこにある一寸奇矯な面々の生活交え、ときにユーモラスかつシニカルに綴った物語といえるでしょう
あまりに魅力的過ぎる日常の謎『五十円玉二十枚の謎』で語られる事多い若竹七海ですが、21世紀における国産ハードボイルドのトップランナーでもある(と私は声高らかに宣言したい)
不運な女探偵の冒険と生活、共に楽しんでいただけたなら幸いです。
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■日時7月19日(土)16:30~18:30
※リアルでのご参加の方 お申込みいただいた方に場所(宮城県仙台市内)をお知らせします。開場は16:00予定です。
※オンラインでのご参加の方 Zoomを予定しています。お申込みいただいた方にアクセス先をご連絡します。カメラオフOK、中座OKです。16:15からアクセス可能です。
■準備物
課題本(当日までに読んでおいてください)
※私立探偵・葉村晶シリーズより『さよならの手口』若竹七海著(文春文庫刊)
お好みのお飲み物、おやつ リアル会場は参加費500円。
■お申し込み
※氏名・連絡先、リアルとオンラインどちらにご参加されるかを明記の上、sendai.mystery@gmail.comまでご連絡ください。
※メールの件名に『さよならの手口読書会参加申し込み』とご記載ください。
参加申し込みいただきました方へは、主催者側から受付完了のメールをお送りします。
■申し込み期間
※リアル、オンラインとも7月17日(木)まで 。リアル・オンライン合わせて定員15名です。
いずれも先着順、定員に達しました場合は、その時点で締め切りとなります。
読書会は18:30でいったん終了しますが、その後はリアル(居酒屋)とオンラインで19:00より懇親会も予定しております。
状況によっては別々に行われる場合もあります。
ご都合のつく方、話し足りない方はぜひご参加ください。
また、当日は参加できないけれどココロは読書会、課題書の感想を伝えたいという方も歓迎です!
本お茶会メールにお送りいただければ、当日ご参加の皆様にご紹介します。
次回読書会は8月に予定されておりますが、まだ日程と課題書は決まっておりません。決定しましたら告知いたします。
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